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現場KAIZENインタビュー更新のお知らせです!
今回は、愛知県に本社を構える旭鉄工株式会社の石川様、埋ノ江様、高瀬様に出演頂きました。
旭鉄工株式会社様について
旭鉄工株式会社様は愛知県の碧南市と西尾市の2拠点と、海外にはタイラヲーン県に1拠点を構える今年で創業80周年となる、自動車部品製造会社です。
製品としてはエンジン・ミッション・ボディ・シャシー等、幅広い部品を製造しておられます。
旭鉄工様ではiXacsによる現場モニタリングに加え、帳票電子化ソリューションやBIツールを用いるなど様々な手段、角度から改善活動を進めています。
iXacsを用いた改善活動について
鉄工様ではIoTツールのiXacsを用いた改善活動を広く行ってきました。
「弊社ではトヨタ生産方式に基づいた改善を行ってきました」
埋ノ江様-
iXacsによる製造ラインモニタリングシステムで、生産数/稼働時間/停止時間をリアルタイムに見ることができるため、稼働時間の多いラインと、停止時間の多いラインをまずは徹底的に改善しました。
結果として、改善活動を行った100ラインの生産性を平均43%向上させ、年間4億円の労務費削減と、
累計8億円以上の設備投資を節減しました。
i-ReporterとMotionBoardの連携について
「製造現場で用いている生産日報や不良日報を電子化しました」
埋ノ江様-
従来、生産日報や不良日報は紙媒体で人が手書きで記入し、計算機で計算する運用を行っていました。
電子化にあたりi-Reporterを導入し、帳票を電子化し現場情報のデジタル化を実現しました。
i-Reporterで入力した生産、不良実績を転記作業なく、MotionBoardで日当たりの出来高推移や、不良実績の推移、項目の推移が見える化できています。
効果としては生産日報のペーパーレスに加え、月次の集計工数の低減が実現できています。
今後の改善活動について
「カーボンニュートラルと在庫管理を実施する予定です」
高瀬様-
カーボンニュートラルに関してはお客様より削減のテーマを与えられているため、現状の見える化をまずは進め、見えてきた現状を基に改善を行っていく予定です。
在庫管理に関してはi-ReporterとScanditを活用したチャレンジを行おうとしています。
具体的には補給品在庫の管理及び、測定具在庫管理を人運用からシステムを使った効率的な管理に移行していきたいと計画しております。
最後に
「旭鉄工では社内社外の多くの人の協力があり活動が進んでいます。
今後も大事なチームの方々と連携、拡大し、新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。」
旭鉄工様は、様々な関係者とチームを組んで活動に着手、改善を進めておられます。
是非、インタビュー動画を見て、自社改善活動の参考にしていただければ幸いです。
旭鉄工様、ありがとうございました!
【旭鉄工株式会社様WEBサイト】http://www.asahi-tekko.co.jp/
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