導入事例SWCC株式会社

SWCC株式会社

生成AIの普及でデータセンター需要が急増、15倍に増加した検査成績書をデジタル化した取り組み

企業プロフィール概要

業種
電線・ケーブル製造業
利用シーン
不適合管理、検査記録(検査成績書)、日報・点検表、出荷管理

カイゼン効果

課題01 月半ばに発生した不適合が、月末まで誰にも共有されない

紙の不適合票を引き出しに置き、職長→課長→スタッフの順で回覧する運用だったため、月半ばに起きた不適合も、口頭で伝わらなければ月末まで誰も気づけない状態だった。出張やテレワーク中は紙の記録ができず、帰社後にまとめて転記する作業も発生していた。

カイゼン効果!

クラウド化で現場情報をリアルタイムに把握、転記地獄から解放

紙帳票をi-Reporterに置き換えたことで、出張先やテレワーク中でも入力・確認が可能になり、現場の状況や情報をその場で共有できる体制を構築した。

課題02 生成AIの普及に伴うデータセンター需要の急増で検査帳票数が15倍に

通信事業部のe-Ribbon®が生成AI普及によるデータセンター需要の急増で受注が急拡大し、検査成績書作成作業が爆発的に増加し2025年には平時の10倍、現在は15倍まで増加。週15時間の転記作業が発生し、時間外労働や他部門からの応援でしのぐ状況が続いていた。

カイゼン効果!

3ヶ月でi-Reporterに切り替え、月64時間の転記・集計削減

2025年7月の電子化指示から10月の本格稼働まで、わずか3ヶ月で紙から電子への切り替えを完了。転記・集計作業の削減により月64時間の効果を実現した。検査帳票数は増加し続けており、2026年7月時点で再計算すると、月96時間まで上振れする。

課題03 拠点・部門ごとにツールが乱立し、属人化・野良化のリスクが顕在化

i-Reporter導入初期はボトムアップの活動で、拠点をまたぐと交流が限られ、類似業務でも帳票フォーマットがバラバラという状況が頻繁にあった。競合製品を導入しようとする動きもあり、ツールの乱立によるリソース効率の悪化が懸念されていた。

カイゼン効果!

オンプレミス化で全社統一、20部門超・年間約7万枚以上の効果に

2023年に本社主導でオンプレミス化を実施し、ライセンスを部門横断で共有する体制へ移行。現在は20部門以上で活用され、全社で年間効果が出ており投資回収も完了している。紙削減枚数は月平均6,000枚以上、年間約7万枚に達する。

インタビュー

  • 2035ファクトリーPJ DX推進グループ長 兼 デジタルイノベーション推進室 岩城 理美 氏

  • 製品品質保証部 仙台品質保証課 通信グループ 主任 井上 健一 氏

  • 製品品質保証部 仙台品質保証課 通信グループ 大宮博幸 氏

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SWCC株式会社 活用事例資料

生成AIの普及でデータセンター需要が急増し、SWCC株式会社が仙台で製造するe-Ribbon®への注文が殺到した。事業としては追い風だが、検査の一部システム化が遅れ紙帳票での対応を余儀なくされ、転記が追いつかず現場の負担は膨らむ一方だった。

同社はこの局面を、わずか3ヶ月の帳票電子化で乗り切った。支えになったのは、2020年から蓄積してきたi-Reporterのノウハウである。

SWCCは神奈川県川崎市に本社を置く総合電線メーカーだ。1936年創業、今年で90周年。「2035ファクトリープロジェクト」のもと、労働力減少を見据えて生産性向上とデジタル化を全社で進めている。紙帳票の転記など付加価値の低い作業に時間を使えない、という危機感が全社DXの根っこにある。

取り組みを牽引した2035ファクトリーPJ DX推進グループ長 兼 デジタルイノベーション推進室の岩城理美氏、そして現場で電子化を推進した製品品質保証部 仙台品質保証課 通信グループの井上健一氏(主任)・大宮博幸氏に話を聞いた。

仙台事業所

創業90年の総合電線メーカー、データセンター需要を支えるe-Ribbon®が急成長

SWCCの事業は、エネルギー・インフラ事業と通信・コンポーネンツ事業の2本柱で構成される。前者は高電圧電力ケーブル用コネクタSICONEX®をはじめ、電力インフラを支えるケーブル・機器部品。後者は生成AIデータセンター向けのe-Ribbon®や高速・大容量通信のLAN用ケーブルFLANTEC®、車載向け通信ケーブルなど。いずれも社会インフラを支える製品群だ。

相模原事業所で製造するSICONEX®は、革新的な絶縁技術を用いた環境配慮型・コンパクトな高電圧電力ケーブル用コネクタで、環境性・耐震性・施工性を差別化の軸に変電所・発電所などの電力インフラを支える。受注は数年先まで埋まっている。

そして仙台事業所のe-Ribbon®は、8心・12心に加え16心タイプも展開する超多心細径高密度ケーブルで、データセンター内の限られた空間における高密度配線と省スペースを同時に満たす製品である。2025年第3四半期に本格販売を開始すると、海外からの引き合いが一気に増えた。

データセンター向け主力製品のe-Ribbon®

事業の成長と裏腹にその裏側では悲鳴が上がっていた。
話は2019年、仙台事業所のアルミ線製造課までさかのぼる。

月半ばに起きた不適合の把握とアクションまでのタイムラグ。全社DXの出発点

「電子化の検討は2019年から開始し、2020年1月にクラウド版i-Reporterを導入しました。きっかけは、仙台事業所のアルミ線製造課で発生していた紙帳票とExcel転記の負荷です」(岩城氏)

2035ファクトリーPJ DX推進グループ長 兼 デジタルイノベーション推進室
岩城理美 氏

当時、製造課の記録はほぼすべて紙だった。職長やスタッフが月次でExcelに転記し、集計する。転記に時間がかかること自体も問題だった。だが本当の問題は、そこではなかった。

「不適合情報は紙の不適合票を引き出しに置き、職長→課長→スタッフの順で回覧する運用でした。集計・分析や対策会議は翌月の月初めとなるため月半ばに起きた不適合も、口頭で伝わらなければ月末まで誰も気づけない。紙で回る運用には限界がありました」(岩城氏)

紙帳票の保管場所(ファイリング・ひも綴じ)

岩城氏自身の働き方も、限界を後押しした。アルミ線部門と本社のデジタル化部門を兼任して出張が増え、コロナ禍でテレワークが本格化すると、紙ベースのルーティン作業は出先でこなせない。帰社後にまとめて転記しなければならず、多くの時間が取られていた。現場で起きていることをいち早く把握したい。出張先からもデータを確認して場所にとらわれない働き方を実現したい。その思いが、仙台事業所での帳票電子化の出発点になった。

もう一つ、岩城氏には譲れない考えがあった。「現場リーダーは熟練者が多く、本来、設備を動かし若手技能者への技能継承、後輩を育てることができる人材です。それだけできる人に、誰でもできる転記作業をさせるべきではないと感じていました」。少子化で労働人口は減っていく。付加価値のない作業から人を解放すること。電子化は手段であって、これが目的だった。

Excel文化との親和性と国内実績。i-Reporter選定の決め手

では、なぜi-Reporterだったのか。

2020年の検討時、同社は競合製品を含む複数ツールのトライアルを実施している。絞り込みの軸は、社内のExcel文化との親和性だった。Excelベースで帳票を作れること。現場でタブレット入力ができて使いやすいこと。そして、帳票作成が属人化しないこと。

「マクロを作れる人を育て、スクリプトを引き継ぐのは非常に難しいと、私自身も異動のたびに何度も経験していました」(岩城氏)

最終的な決め手は2点。
①ConMas IoTなどオプションによる将来的な拡張性
②国内製造業での導入実績の豊富さ
である。

稟議は、担当工場のみの導入から始めた。現場帳票システムの費用に、Wi-Fi整備費用とタブレット費用をまとめた投資計画。社内にSIMカードなしのiPad運用実績はなく、本社とWi-Fiモデルの運用ルールを一から整備するところからのスタートだった。それでも1工場でうまくいくと、仙台事業所内の他工場から「うちも」という声が上がる。アルミ線製造課では1ラインずつ約1ヶ月の並行期間を設け、2年かけて18ラインへ展開した。点検表から日報まで、ほぼすべての紙情報をデジタル化したこの経験が、のちの横展開の基盤になる。

導入が広がる一方で起きたツール乱立。オンプレミス化で全社統一へ

横展開は、順風満帆に進んだわけではない。

拠点をまたぐと交流は限られる。類似業務なのに帳票フォーマットはバラバラ。導入初期はボトムアップの活動だったから、拠点ごとにツールが乱立し、競合製品を導入しようとする動きさえあった。習熟したツールが異動先で使えないなら、社員のスキルは拠点を出た瞬間に消える。このままではスケールしない。

流れを変えたのは、最初に導入したアルミ線製造課で日報・点検表・在庫管理まで一式の社内事例を作れていたことだ。比較資料を丁寧に作り込み、選定理由や導入実績など譲れないポイントを示して各拠点を説得した。2023年、本社の意向もありオンプレミス化を実施。サーバーを本社に集約し、ライセンスを部門横断で共有する形にした段階で、製造現場の電子帳票はほぼ全社でi-Reporterに統一された。

「ツールを拠点・部門ごとにバラバラにすると、習熟しても異動先で別ツールを覚え直すことになり、スケールしません。データが社内に点在してサイロ化し使いにくくなるという問題もあります。過去5年ほどは、製造現場の帳票についてはi-ReporterとMotionBoardで統一する方針をベースとして推進しています」(岩城氏)

帳票定義タイトルに3文字コードを付与し、自動出力された帳票を部門ごとのフォルダへ振り分けるプログラムも開発した。三重事業所などでの成果報告をきっかけに「うちも」という部門はさらに増え、現在は20部門以上で稼働している。

現場の抵抗がなかったわけではない。何十年も紙でやってきた職人気質の現場である。従来の日報レイアウトをなるべく残し、1ヶ月の試用期間中は現場に修正依頼用の「帳票レイアウトを印刷した紙」を置いて、要望があれば赤ペンで書き入れてもらう。桁数が足りない、文字が小さいなど。一つずつ反映して、紙から切り替えた。

現場作業者にカイゼンに前向きになってもらうために、「この作業がデジタル化できると、○時間削減でき、○円の効果になるよ、と説明しました。改善意識の高い現場ほど、腹落ちしてくれます」(岩城氏)

社内認知を一段引き上げたのは、SWCC VQ(Value Quest)活動の成果発表会だ。半期に1回、各拠点の予選を勝ち抜いたチームが全社大会に登壇する。昨年度は三重事業所の設備点検表のi-Reporter化が優秀賞を受賞した。白黒チェックリストをカラー図表付きの電子点検表に刷新し、点検時間は月当たり43%の短縮。今年度5月の大会にも、三重製造部門の日報転記レス化が出場した。大会の様子は会場やWeb配信で見ることができ、「うちもやりたい」が広がっていく。

「上からの指示より、他現場がうまくいっているという事実のほうが入りやすいと感じています」(岩城氏)

2026年4月には、属人化への危機感から2035ファクトリープロジェクト内にDX推進グループが発足した。グループ長は岩城氏。メンバー9名は7拠点より選出され、各事業部門と兼任で動く。半分はi-Reporter経験者、残りはノーコード経験者や製造キーマン。各メンバーが自部門の改善テーマを1つ持ち、それをモデルケースに横展開・縦展開を進める体制だ。目指す姿はこう定義されている。「必要なデータが自動的に集まる仕組みをあたりまえにし、人手不足の克服・迅速な意思決定で価値を生み出し続ける組織」だ。

生成AIブームが検査現場を直撃。検査成績書の月枚数は平時の15倍へ

急増の原因は、e-Ribbon®である。生成AIの普及でデータセンターの建設・増強が世界的に加速し、高密度配線を実現するe-Ribbon®への引き合いが一気に膨らんだ。そして製品が売れれば、その分だけ検査があり、検査成績書が発行される。需要拡大の波は、そのまま紙の枚数となって仙台の検査現場に押し寄せた。

「受注増加以前と比較して検査成績書は、2025年に入ってからは当時の10倍近くに増加し、現在は15倍の枚数まで達しています」(井上氏)

製品品質保証部 仙台品質保証課 通信グループ 主任
井上健一 氏

1年半でおよそ15倍である。紙のままなら保管場所が尽きる。それ以前に、週約15時間の転記作業がすでに現場の限界を超えていた。時間外労働と他部門からの応援でしのぐ日々。毎週決まった出荷日があり、製造から検査までは2〜3日しかない。1日の遅れが、そのまま出荷の遅れになる。検査工程がボトルネックになれば、受注そのものを断ることになりかねない状況だった。

「2025年7月に電子化の指示があり、準備にかけられる時間も限られている中で10月から現場で本格稼働しました」(井上氏)

課題が山積の中でゴーサインが下り、立ち上げの時間はない。そこに岩城氏からi-Reporterでの対応が呼びかけられた。結果だけ先に言えば、切り替えは3ヶ月で完了した。通常の社内の標準システムの改修なら半年〜1年かかりかねない作業である。何がそれを可能にしたのか。

現在、仙台品質保証課の検査帳票(検査日報)は4種類の帳票定義で運用され、製品の品名・品番ごとにカスタムメニューから選択して入力を開始する。全社のなかでも、通信事業部の検査帳票は枚数的に最大級のボリュームだ。

品名・品番ごとに選べるカスタムメニュー画面

紙の検査帳票と、電子化後の検査日報画面。並べると変化は一目瞭然である。

紙の検査帳票
紙の検査帳票(Before)
i-repo検査帳票
i-Reporter検査帳票画面(After)
タブレットで入力する現場の様子差し替え
タブレットで入力する現場の様子

1ヶ月目に要件整理、2ヶ月目に改善サイクル、3ヶ月目に並行稼働

3ヶ月の中身は、意外なほど教科書どおりである。

1ヶ月目は課題の共有と要件の洗い出し、ゴール設定。最終的にどんな情報を出力・可視化する必要があるかを確認し、実装に必要なデータ項目を検討した。あわせて紙帳票の問題点を洗い出し、標準化の方針を決定。帳票定義の初版を作り、ネットワーク設定(入力順制御)を現場の意見を集約しながら設定した。

2ヶ月目はテスト運用と修正の反復。改善サイクルを数回まわし、帳票をブラッシュアップした。ここで重視したのは、触ってもらう人数である。1人や2人ではなく、さまざまな担当者に一通り操作してもらい、要望を上げてもらった。

3ヶ月目は紙との並行稼働。最初の1週間は現場の習熟に時間を取られたが、残り2〜3週間でデータを取り、事務所側で集計結果を早期に提示して、切り替えの可否を判断した。

「『いつまで並行するか』の期限を決めたことで、現場の納得感が得られました」(井上氏)

並行期間中は紙とタブレットの二重入力になる。負担は大きい。それでもデータ管理の重要性を考えれば、避けられないステップだった。そして半年を3ヶ月に縮めた種明かしは、岩城氏の側にある。帳票作成の手順、データ出力の形式、ネットワーク設定の勘所。2020年から積み上がっていたノウハウが、そのまま初速につながった。

電子化の前に、手順を揃える。現場と共に作業を標準化

この3ヶ月には、単なる「紙の置き換え」に収まらない工程が挟まっている。作業手順そのものの標準化だ。

発端は現場の一言だった。紙帳票をそのままi-Reporterに移植した案を提示したところ、2人作業の工程で「ここを入力したら次はこちらに飛ぶべきでは」という声が上がった。掘り下げてみると、紙帳票の問題が次々に出てくる。

  • 紙面の都合で、作業手順どおりに記載欄がレイアウトされていない
  • 手順書に記載されない暗黙知の手順が、担当者によって異なる
  • 1枚の紙に2工程分が混在し、どこからどこが誰の記入欄か分かりにくい

つまり、紙の時代から手順はばらついていた。ただ、紙は何も言わないから、ばらつきが見えなかっただけである。

「現場担当者同士で測定の順番を話し合い、『この流れなら全員が納得できる』という合意を取りました。上から順番を指定したのではなく、現場から『この順番でお願いします』という形です」(井上氏)

現場の暗黙知を形式知化し帳票という形で実装した。電子帳票では入力順が固定される。紙時代の「右から書く」「左から書く」という個人差を、統一する好機と捉えた。ネットワーク設定で入力順を制御し、必須チェックは2人目に設定する。1人目は途中保存のため必須チェックをかけられない。だから2人目の保存時に、前工程の抜けを検知する設計である。

この標準化は、思わぬところで効いた。

「入力順が矢印どおりに固定されているため、『次はこれをやってください』と教えやすく、教える側の負担も減りました。教える人によって手順が変わることもなくなり、作業のばらつきが抑えられています」(大宮氏)

製品品質保証部 仙台品質保証課 通信グループ
大宮博幸 氏

紙の時代は、教える人によって手順が違ったため、内心疑問を持ちながら従う人もいたが、そのばらつきごと消えた。

需要急増で派遣スタッフが増え、いまや紙帳票を知らない人が多数派だ。

検査ラインの工夫。QRコード引き継ぎとリードタイム計測

検査ライン1台につきタブレット1台。入力は作業台で行う。2人作業の検査工程では、1人目が工程を完了するとQRコードをレシートプリンターで出力し、検品に貼り付ける。2人目がそれを読み取ると、1人目の途中データが引き継がれる。紙の時代は紙とサンプルを一緒に手渡していた。

検査工程の引き継ぎに使うQRコード

ロットNo.はバーコード入力で、手入力も転記ミスもない。外れ値は自動判定され、規格外は画面上ですぐ分かる。

外れ値(規格外)の自動判定画面

編集開始時刻と保存時刻からリードタイムを自動取得し、事務所側でMotionBoardを使って集計できる仕組みも入れている。

写真添付も活用している。判定時点の状態を写真で残せば、IDに紐づけて「その時点で問題がなかったこと」を後から証明できる。紙の時代は、確認のために現物を工程に滞留させるしかなかった。いまは事務所が現物を取りに行く必要もなく、滞留そのものが減った。

検査IDに紐づく写真添付機能の画面

もう一つ、乗り越えるべき壁があった。客先向け検査データの改ざん不可要件である。社内標準では品質保証システムへの入力が原則。だが通信事業部の物量では、同システムへの入力は現実的でない。本社に掛け合い、i-Reporterはクラスターごとのタイムスタンプが取れ、改ざんもできないため要件を満たせると説明して、代替運用として認められた。将来的には外部連携APIで品質保証システム側とつなぐことも視野に入れている。

出荷業務。24箱を一括スキャン、紙の回収業務そのものを無くす

出荷業務の変化は、Before側を知ると効果が分かる

パレットには24箱の製品が載るが、どのパレットに何を載せたかの管理は、従来2枚綴りのシール台紙で行っていた。事務所の担当者が紙を回収し、一点ずつバーコードを読み取り、Excelの出荷管理表を作る。シールにはバーコードが2つあるため、誤読を防ごうと片方を手で隠しながら読む。紙の回収のために、現場と事務所を一日に何度も往復する。

2枚綴りのシール台紙、剥がしてパレットに貼り付ける

i-Repo Scan導入後は、パレット番号と製品番号を一括スキャンで紐付ける。バーコードの先頭文字などで読取り対象を制御し、重複チェックで二重登録も防ぐ。紐付けが完了した時点で出荷情報は確定し、MotionBoard側では引き算で在庫残まで可視化される。現場で完了した瞬間、事務所への紙回収も、Excelでの手作業読取りも、仕事として存在しなくなった。

i-Repo Scanによる出荷スキャン画面
出荷用パレットに載せた製品

MotionBoard連携。「今日何本出たか」が即座にわかる

紙の時代、「今日何本出たか」と聞かれたら、そこから紙の帳票を数え始めるしかなかった。大量の転記に追われ、分析の頻度には限界がある。目の前のお客様対応が優先され、集計は後回し。ExcelやCSVのデータをExcelに転記する「バケツリレー」か、Excelマクロでの集計が主流で、保守は属人化し、工数もスキルもばらついていた。

そこで、ウイングアーク1st社の「MotionBoard」を導入。いまはi-ReporterとMotionBoardの連携機能でリアルタイムに情報を取得し、管理図・パレート図の描画、進捗状況・歩留まりのモニタリングまでを行う。

MotionBoardダッシュボ―ド
MotionBoardの進捗・不良ダッシュボード

現場の休憩所にはモニターを設置し、当日の生産進捗や不良件数を表示している。入力すれば自動的にMotionBoardに反映される。自分の入力が画面に出る。それ自体が、入力のモチベーションになっている。

休憩スペースモニター
休憩スペースに設置されたモニター

可視化の効果は、対応の速さに直結した。紙を回収し、転記し、関係者に届くまでのタイムラグが消えたことで、工程途中の不良やトレンドの変化にその場で気づける。新しい製造ラインの立ち上げ時に特性異常が発生した際も、すぐに条件の見直しを製造課へフィードバックできた。紙から転記してExcelで分析するフローなら、1ヶ月前の話を現場に伝えることになりかねなかった。

不良要因のパレート図で今週・今月の上位要因がすぐ分かり、巻き具合による特性変化など製造条件との相関も見えるようになった。過去データはIDで一発検索。「あの人がいつやった検査はどうだったか」に、紙のファイリングを探さず答えられる。

このリードタイムデータをMotionBoardで集計し、個人ごとの作業時間とばらつき(標準偏差)を可視化した。横軸が作業時間、縦軸がばらつき。下図の左下(速くて安定)が理想である。入ったばかりの派遣スタッフと超ベテランでは、分単位で差が出る。速くてもばらつきが大きければ、ムラが多いと読める。

B-6MotionBoard測定LTばらつき
MotionBoardによる個人能率・ばらつき分析

「この分析は、測定器のデジタル化など設備投資の効果測定にも使えます。『アナログ測定だとこの秒数、デジタル測定だとこの秒数』という差分が取れるため、投資後にみんながどれだけ左下へ寄るかを定量的に追えます」(岩城氏)

i-Reporter・MotionBoardのデータを確認する様子

月64時間の転記集計時間を削減、全社では年間7万枚以上の削減に

通信事業部の今回の取り組みは、転記・集計作業の削減で月64時間の効果となった。内訳の大部分は、紙の検査記録をExcelに転記する作業である。

「週15時間程度の転記作業が発生していた時代から、現在の規模で再計算すると、年間効果は約1.5倍程度まで上振れする見込みです」(大宮氏)

ただ、現場が実感している効果は、時間や金額の外側にある。紙運用のままなら受注を断らざるを得なかったかもしれない、という綱渡りを支え切れたかどうか。「お客様に納期を守って出荷できなかったんじゃないか」。担当者の中に残っているのは、その実感だという。

全社に目を広げると、帳票定義は約500種類、紙削減は月平均6,000枚以上(年間約7万枚)。i-Reporter本体のライセンス費用に対して効果額は十分に大きく、サーバー費用を含めても償却期間内に回収済みだ。新規部門の参入により、帳票定義は右肩上がりに増えている。

項目効果
通信事業部の転記・集計作業月64時間削減(現規模で1.5倍)
検査帳票の対応枚数平時の15倍の物量に3ヶ月で対応
紙削減枚数月6,000枚以上・年間約7万枚
活用部門・帳票定義20部門超・約500種類
四半期報告会で共有される全社展開の推移資料

オンプレミス化の稟議は、クラウド版ユーザー数の増加と費用対効果を重ねて経営層の承認を得た。国内製造業での導入実績の豊富さも、安心材料として効いたという。

「投資した以上、使わないと回収できないという構造が、横展開の推進力にもなりました」(岩城氏)

いまでは社内の打ち合わせなどで「i-Reporter」が共通言語として通じるようになっている。それ自体が、ツール乱立の抑止になっている。

「紙に戻せと言ったら暴動が起きる」

導入が軌道に乗った部門で、現場からこんな声が聞かれる。今さら紙には戻れない。データ入力が当たり前の今では、検索できずファイリングが必要だった紙の時代が信じられない。

仙台品質保証課 通信グループの大宮氏の言葉は、もっと直接的だった。

「紙に戻せと言ったら暴動が起きる」(大宮氏)

最初は「何これ?」と戸惑っていた現場である。それがいつの間にか、タブレットが当たり前になった。転機は劇的な何かではない。現場の意見を最優先にして帳票を設計し、要望が出るたびに形にした。もともと使っていた紙帳票のレイアウトへの信頼は強く、デジタルに触れるほど要望は増える。その要望に応え続けた先に、定着があった。

部門内の状況把握や意思決定も速くなった。紙を経由するやりとりでは、事象の発生から把握・アクションまでにタイムラグがあった。いまは異常時のメール通知とMotionBoardの可視化で、情報がその日のうちに動く。社内のタブレット貸出制度も整い、相模原で保有する20台ほどの端末を急な立ち上げ時に貸し出すことで、新規部門のハードルを下げている。

SWCCのパーパスは「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ」。
帳票電子化の定着は、まさにその一例となった。

PLCとの自動連携、AI活用へ。次は「人が入力しない」帳票へ

ここまでの電子化は、人がタブレットに入力する世界の話だ。次の段階が、すでに三重事業所で動いている。入力そのものを設備に任せる取り組みである。

電線を製造する押出機には温調計が複数付いている。従来は設備の裏に回り、目視で読み、転記していた。ConMas IoTの導入で、それがボタン一つになった。

「帳票内にボタンを設置し、押すと押出機のパラメータが自動で入力されます。20カ所ほどの目視転記が不要になり、現場から非常に期待されています」(岩城氏)

ConMas IoTによるボタン一括取込み画面(押下前)
ConMas IoTによるボタン一括取込み画面(取込み後)

設備の裏に回らなくてよくなったことで、転倒の恐れが減り、作業環境の安全性も上がった。「設備から直接グラフで取得すればよい」という声もある。それでも帳票の形は残した。「何を作っているときにこの値だったか」。文脈ごと残ることに、帳票の価値があるからだ。現在2ラインで稼働中。三重の被覆線工場をモデルに、他拠点への水平展開を進める。相模原の製造部門でも、一部の在庫管理など基幹システムで賄えない部分のi-Reporter活用が来年以降に始まる見込みだ。

DX推進グループの中長期ビジョンは、i-ReporterのデータとMotionBoardをプラットフォーム化し、他システムのデータも集約してAI分析と組み合わせられる基盤の構築である。蓄積されたデータには文脈がある。だからAIへの問いかけで、アドバイスを得られる可能性も見えてきた。集計・分析・書類発行の自動化と、AIによる意思決定の高度化。グループ発足時に掲げた目標は、この延長線上にある。

コミュニティを通じた学び合い

導入・運用の道中では、サポートとコミュニティも積極的に使ってきた。お悩み相談室の投稿は類似課題のTipsとして頻繁に参照している。アクションボタンの使い方、ネットワーク設定。細かい部分ほど、他のユーザーの投稿が効く。

現場帳票カイゼン部「お悩み相談室」スクリーンショット
Screenshot

昨年始まったカイゼン提案では、複数帳票を同時に開いて入力できる機能のリリースが決定した。

少人数で複数設備を担当する部門から要望が多く出ていた機能である。「ユーザーとして非常にありがたい」と岩城氏。この拡張性は、類似ツールとの差別化やツール選定の理由にもなっている。MotionBoardのコミュニティにも参加しており、他社事例のノウハウが帳票設計や連携のヒントになっている。

製造業DXを検討する企業へのメッセージ

最後に、同じ道を歩もうとする企業への言葉を岩城氏に求めた。返ってきたのは、ツールの話ではなかった。

「ツールを導入すること自体が目的にならないことが大切です。課題に対して、その解決策としてツールを使う。それがよい進め方だと思います」

そのうえで、MotionBoardとi-Reporterがノーコードで連携できることには触れておきたい、と岩城氏は続ける。ボタン一つでライブ連携ができ、データ収集から可視化までを短期間で構築できる。データ活用を一気通貫で、比較的手軽に始められることは、間違いなく魅力だからだ。

「今まで見えなかったことが見えると、さまざまな気づきが生まれ、改善の好循環ができていきます。効果として非常に高いと実感しています。1部門・1拠点からのボトムアップで始め、成果を見せながら横展開していく。SWCCの歩みが、同じ課題を持つ製造現場の参考になれば幸いです」(岩城氏)

2019年に始まった電子帳票化は、5年余りで全社の仕組みに育った。需要が急増したとき、その仕組みは3ヶ月で現場を作り替えてみせた。次に同じ波が来る現場は、どこの会社にもあり得る。

そのとき紙のままか、そうでないかでどのように違うか。
答えはSWCCが教えてくれた。

導入企業プロフィール

SWCC株式会社

設立
1936年
本社所在地
神奈川県川崎市川崎区日進町1-14 JMF ビル川崎 01
オフィシャルサイト
主要事業
電線・ケーブル、電力機器部品、巻線、光ファイバケーブル、情報機器用ローラ等の製造販売
オフィシャルサイト
  • その他製造業 300-1000人未満

    ・20箇所の測定記録がボタン一発
    ・数千枚の膨大な紙帳票の電子化が出来て一元管理化
    ・点検、記録時間の大幅削減
    ・ConMas IoTを追加した事により入力工数が5分→1秒(1回分)
    システムの完成度、マニュアルを含むサポート体制のレベルが非常に高いです。
    全てマニュアルがあり、内作で実施可能な事が多いです。

  • 自動車・輸送機器 100-300人未満

    ・紙媒体では無く、タブレットによる入力のため基本的にタップするだけで簡単に記録が行えます。
    ・保管の利便性が上がったうえ、直ぐに欲しい日報が見られるようになった。
    ・今まで使っていた帳票そのままのイメージで電子化できたのは良かったです。
    ・入力する側も簡単操作で混乱を招くこともありませんでした。
    ・複数の部署が行っている様々な記録が一元管理出来るようになった点はとても良い改善になりました。

  • 鉄・金属 20-50人未満

    元はエクセル。使い方無限大。
    まずはエクセルで雛形を作成。入力セルに属性を付与。
    サーバーにアップしたら専用ソフトで設定を行う。終わったらテストして問題なければ公開。
    と、ここまで一切プログラムを組む必要がありません。
    入力する項目が多ければ多いほど設定は大変ですが、慣れてしまえばまったく問題なし。
    エクセルの関数も全てではないが使用可能。
    設定次第で使い方は無限大でとても使いやすいアプリです。

  • 食料品 300-1000人未満

    ・人が手書きするより読みやすい。管理者の記録確認の負担が軽減される。
    ・紙だと記録→基準と照らし合わせて判断の2ステップが必要だったものが計算式に判断を任せる事ができる。
    ・逸脱時に早く気付く事で損失が少なく済み、品質安定にもなる。
    ・サーバー送信した情報はリアルタイムで遠隔確認できるのも良い。
    ・写真をとってその場で記録に追加し、タイムスタンプも自動で付与できるので、客観的証拠となり得る記録をとるハードルが下がった。
    ▼デジタル化した現場帳票名
    異物検出器の動作確認記録
    体調チェックなど

  • 自動車・自転車 1000人以上

    現場にもなじみやすいi-Reporter
    ・承認経路設定が簡単で使いやすい
    ⇒取扱説明書を熟読しなくてもある程度は感覚で設定が出来る⇒属人性が少ない
    ・現場での作業が簡単になる(現場の声)
    ⇒現物の写真を撮りながら、その場で異常時の報告が出来る
    現場作業で必要なエビデンス蓄積、管理に大きく役立っています。
    i-Reporterを導入したことで、帳票の統一化、管理のしやすさ、承認依頼~承認作業、情報の蓄積と呼び起こし/紐づけが簡単になり、作業時間が約50%程度削減されました。

  • その他製造業 100-300人未満

    if文などがExcel関数が使える点がExcelユーザーには導入しやすく、まずExcelでフォーマットを作り、関数もExcelに書き込んでおけば取り込むだけで良いので取込機能の使い勝手も良いと思います。
    工程管理や製品管理の帳票を作り、Motionboardと連携させることでBI分析が出来るようになったことは非常にメリットを感じます。

  • 一般機械 1000人以上

    従来、紙に手書きして管理していた工場内品質チェックシートをiPad入力→データのDB登録→帳票の電子承認、ペーパーレス保存とすることが出来ました。
    各製品ごとの情報も上位システムから取込んでiPad上のチェックシートに反映することも可能。
    マニュアル、サポート等が充実しており、ある程度のスキルがあれば電子化を実現出来ると思います。
    ・加工工程
    ・組立工程
    ・運転工程
    ・出荷工程
    ・各工程日報作成
    に導入しています。

  • 一般機械 1000人以上

    操作感がスマホアプリと同じなので抵抗無く使用出来る。
    従来工場内チェックシートについては、
    現場で紙に記入→回収→ハンコ承認→回収→品管にてファイルして保管→保管期限が来たらスキャンしてPDF保存、廃却という作業が当り前だったがこれらの作業が全てペーパーレスで行える様になった。
    閲覧もファイルを探しに行かなくても机上のPCから行う事が可能となった。
    また、データの集計・分析は、都度紙のチェックシート情報をExcelに入力する作業が必要だったが、データベースから抽出することが可能となった。

  • ソフトウェア・SI 20-50人未満

    ・ネイティブアプリで使いやすい。UIは分かりやすい。
    ・オフラインでも使える。
    ・今まで使ってきたExcel帳票をデザインツールに取り込んで、少し編集するだけで電子化できる。
    ・ラベル機能もあり分類しやすい。
    ・ペーパーレス化のファーストステップとして導入しやすい。
    ・印刷や判子作業がなくなり、コストを削減できる。
    ・帳票の紛失や記入ミスを防止できる。

  • 電気・電子機器 1000人以上

    点検シートや進捗表などの帳票を電子化し、ペーパーレスを実現できた。また、Excelベースに作成できるので、移行も現場の抵抗が少なく、スムーズに電子化できた。
    現場での点検等に使用している。紙の管理が不要になり、工数削減・コスト削減につながっている。また、データ化することで集計や実績の分析にも応用できている。

  • 電気・電子機器 100-300人未満

    Excelの単なる電子化だけでなくデータの2次活用も行いやすいです。システムに詳しい人でなくても紙帳票の電子化なら感覚的な操作で実現できます。
    製品の製造にたくさんの紙帳票を添付して工程流動していたものを、電子化することで単純に紙資源の削減と、部門間をまたぐ製品の移動もある中、帳票をどこからでも参照できる点が良かった。今後は取得したデータの2次活用も積極的に進めたい。
    お金をかけてシステムを導入すればすぐに改善効果が得られると過信せずに、工夫して利用して得られる効果を大きくしていくとよい。

  • 自動車・輸送機器 100-300人未満

    ・QRコードを使用して入力の手間を削減できる
    ・帳票フォーマットがExcelファイルから作成できる
    ・現場の紙に記載される情報をインプット、集計する時間の短縮を目的に導入しました。
    ・まだ、集計までは活用できていませんが、手書きのため読めないといったことはなくなりました。
    ▼デジタル化した現場帳票名
    稼働日報

  • プラスチック製品

    ・紙の帳票から大きく変更せずに構築・運用が出来た。
    ・導入前にハンズオンセミナーへの参加にて、構築の敷居が高くなかったことで、構築期間も短期間で運用まで可能となった。
    ・主に製造現場での生産記録に使用しており、iPadでの入力対応もすんなり受け入れができたこと
    ・上位基幹システムとデータ連携することで、入力ミスと紙の削減に大きく貢献
    ・BIツールへの表示により生産状況が一目で分かるようになった

  • 電気・電子機器 300-1000人未満

    チェックシートの電子化することによりペーパレスを実現。また、保管場所確保と保管場所への運搬を削減。
    入力チェック機能により、ヒューマンエラーの抑制を実現できた。
    ドキュメント管理機能により、必要な時にスムーズに検索が可能となった。
    紙運用だと保管期限が長いほど、保管場所の確保や検索に時間を要し効率が悪かった。電子化により保管場所の削減や費用削減、検索時間短縮なメリットの方が多かった。

  • 一般機械 1000人以上

    電子化推進に欠かせないツールになりました
    ・ローコーディングでプログラムスキルのない新人でもすぐに開発可能な点
    ・基幹システムからのマスター取込連携や他システム、データ分析システムとの連携機能など
    ・新機能追加が頻繁にあり今後も活用の幅が広くなる製品
    ・設備点検チェックを紙で運用していたが、電子化することで検索、紙の保管場所削減、異常時の検知などの課題解決になった

  • 一般機械 20-50人未満

    ・ワークフローが簡易的だが充分使える。弊社の場合「担当」⇒「調査」⇒「承認」程度なので権限、メールアドレスの設定のみで簡単にワークフローが実現できる。又、承認のみでなく変更依頼、変更連絡のワークフローも上記設定のみで簡単に設定できる
    PCにてサンプリングしたデータをQRコードへ埋め込み(EXCELにて自動でQRコードを作成)、設計検証書類作成時に手入力しなくでも、それを読み取る事により複数のクラスターに分解して一度に入力することができる 。業務効率UPに威力を発揮している。

  • その他製造業 1000人以上

    現場DXを進めるデータロガーとして活躍。
    IoT機器等で現場情報の収集を進めていますが、人でしか記録できない業務もまだまだ多いのが現状です。
    そこで統一した収集フォームをi-Reporterで用意することで手間なく統合データウェアハウスへ連携、運用することが可能に。収集項目が増えた場合もフォーム修正だけで済む。
    属人化していた現場データの収集を、統一フォームで運用することで突然のデータ収集ニーズの変更にも容易に対応。
    複数拠点で同様のデータ収集を行いたい場合の管理が飛躍的に楽になりました。

  • 設備(建設・建築) 100-300人未満

    ・帳票を非常に簡単に作成できる、サポートも充実
    ・数値入力時、閾値設定が可能で記入漏れを防ぐことができるようにもできる。
    ・Excelを簡単に帳票化でき、数値、文字、写真のインプット方法も豊富。写真と図面を同時に配置でき、顧客プレゼン等もしやすく助かっています。
    ・従来のExcel書式のフォーマットをそのまま利用することが可能で非常に使いやすい。
    ・以前までは帳票類については紙ベースであり、膨大な書類の整理・検索に余分な時間・労力を費やしていましたが、経費削減・業務効率化にも役立っています。

  • プラスチック製品 100-300人

    ・使い慣れたエクセル帳票の形のままで電子化できる
    ・帳票の全データが、再編集履歴も含めて自動でデータベースに保管される
    ・紙ベース時には集計出来なかった部分までデータベース上で瞬時に検索や集計が可能になった。(例:日付や曜日、期間・担当者・機械・製品・色など)
    ・編集の履歴が正確に残るので、変更者や内容の確認が正確にできる
    ・集計時間の短縮(月報の場合、データ作成のみなら7時間 → 5分)
    ・データさえあれば即座に集計できるため、依頼者を待たせることがほとんど無くなった。

  • プラスチック製品 100-300人

    集計だけならデータベース上だけでなく、帳票完了保存時に排出設定できるcsvデータをバッチやマクロで一括処理することでも作成可能です。
    未経験で集計処理を一から全て作るのには苦労しましたが、電子化の効果は絶大でした。
    もう手書きの日報には絶対に戻れません。

  • 運輸 300-1000人未満

    ・現在使っているExcelをそのまま活かして電子化することができる。
    ・Excelの関数、計算式をほぼそのまま維持できる
    ・入力された内容に応じて、メール通知できる
    ・従来、Excelの空フォームを印刷⇒バインダーにセット⇒現場で紙に手書き記入&スマートフォンで写真撮影し、事務所に戻ってきてからExcelに「清書入力」⇒スマートフォンを繋いでExcelに写真貼り付けという工程で行っていた報告業務を、iPadで完結できるようになった。
    ▼デジタル化した現場帳票名
    安全パトロールチェックシート

  • 電気・電子機器 100-300人未満

    ・紙運用書式を電子化する際に、専門的な知識が無くてもExcelベースで帳票を作成することができた。
    ・データ集計もCSVファイルでデータをダウンロードでき、写真も同時に落とせるので使い勝手がいいです。
    ・iPad、パソコンの両方で使用出来るので、現場での帳票記入はiPad、その後詳細や長文を追記する際はパソコンで出来るのが良い。
    (工程内不良や出荷前検査記録を紙運用から電子化してデータで運用することはできましたが具体的な数値で出せる導入効果はこれからの運用方法次第です。)

  • その他製造 300-1000人未満

    ・端末を選ばず入力することができる
    ・既存の帳票レイアウトを崩さずDX推進が可能
    ・独自のマスターが作成可能
    ・CSVでクラウドサーバーに保存されるため社内システムとの連携が可能
    ・一つの帳票定義で複数の帳票が作成可能
    ・入力率の向上
    ・入力時間の削減
    ・紙→社内システムに手動入力からi-Reporterの入力のみでシステムに入るようにしたため事務業務の効率化
    ・競合他社との差別化

  • その他製造業 1000人以上

    日々の品質特性データなど今まで紙ベースで管理していたものがデジタル化され、いつでも参照できるようになったので品質管理をする上で非常に助かる。帳票定義作成もエクセルベースで作れるので慣れれば簡単に作れる。
    品質管理データの傾向を一度に抽出できるため、今生じている問題が過去にどのようなトレンドで推移していったのかをすぐに知ることができた。

  • 設備(建設・建築) 1000人以上

    ・管理番号を手入力で行っており、間違いや手間がかなりありましたが、管理番号をバーコード化して、それを読み込むことで一瞬で入力が可能に。これにより入力ミス防止と時間の短縮に。
    ・必須入力機能があることにより記載漏れを防げた。
    ・日時は自動入力機能があることにより、より正確に管理できる。
    ・これまで書類を遠く離れた部署まで出向くことなく書類を提出することができ、かなりの時間節約に。
    解決できた課題・具体的な効果
    ・誤字の防止、時間短縮
    ・記載漏れ防止
    ・日時入力の精度向上

  • 電気・電子機器 20-50人未満

    導入当初は今まで生産現場で紙で使用していたチェックシート等の電子化で利用していたが、i-Reporter帳票はページ数を気にせずに作成できることがわかった。
    ページの送り戻しが容易で、帳票のページ数が増えても違和感なく使用ができる
    ・紙帳票だと1枚に収まるよう、必要最小限のチェック項目や文字で表現しなければならなかった。
    ・写真等を用いたチェックシートも可能であることから、手順書兼チェックシートのような運用も可能となり、担当者不在時でも簡単にチェックシートを利用することが可能となった。

  • その他製造業 1000人以上

    ・容易な帳票設計
    ・現場ニーズにこたえられる多様な機能
    ・データ活用のし易さ
    ・特別なITスキルがなくても帳票の開発が可能
    ・現場業務で必要とされる細かな機能が使いやすい形で実装されている
    ・加工し易い形式でデータが格納され他システムとの連携がし易い
    ・現場のペーパーレス化
    ・データの集約問題
    ・写真データのセキュアな管理
    ・従来のExcel帳票をそのまま電子化できたため、効率的に移行が可能だった。
    ・ペーパーレス化により一先ずデータを1か所に集めることができた。

  • 一般機械 20-50人未満

    ・ISO9000関係のEXCEL帳票をそのままi-Reporterへ移行できるため、簡単にペーパーレス化が実現。
    ・今までのEXCEL様式の為、現場にも直ぐに受け入れられた。
    ・審査、承認のワークフロー設定が標準機能で設定できる。
    ・審査、承認依頼等のメール通知が簡単に設定できる。
    ・別の測定器による測定データをEXCELにてQRコードに変換しておけば、i-Reporterで読み込むだけで測定値が入力され転記作業が不要に。
    ・各種報告書の入力時間が短縮できた。又データの共有も可能となった。

  • 自動車・輸送機器 100-300人未満

    紙からi-Reporterによる入力へ変更することでデータ活用が可能になり、探す手間、データ活用の幅が広がった。
    紙からの転記作業が削減され、データの2次活用が可能となりました。
    またロット管理で使用することで、ロットの進捗管理が可能となり、現物を探す手間が省けました。
    ▼デジタル化した現場帳票名
    ロット管理票

  • 建築・鉱物・金属 1000人以上

    ・帳票デザインを自在に設定可能である。
    ・アプリ提供があり、ブラウザを介さないのでセキュリティ対策が打ちやすい。
    ・工場にネットワークを構築していない中でも、SIMフリーのタブレットにアプリをインストールすることで、現場で記入した電子データと社内ネットワークPCの電子情報のやり取りが可能となった。
    ペーパーレスの達成に向けた動きの主戦力ツールとしてメリットが得られると考えています。
    ・ペーパーレス/印刷手間/現場配布の手間 等
    ▼デジタル化した現場帳票名
    始業前点検表

  • 食料品 300-1000人未満

    工場で製造するものが違えば日報も違うので、それぞれの日報に合わせた作りができ、選択入力や簡単な関数も使えるので作業負荷軽減に。
    又、DBを使ってデータの登録や取得を行い、仕掛品の在庫管理や保守点検の管理を運用に合わせて作成出来た。
    今までの転記作業は、電子帳票にすることでDB連携ができ、二重作業を削減出来た。
    1工場では、すでに日報の50%は電子化されていて、仕掛品の在庫管理等、紙で出来なかったことが実現できている。
    ▼デジタル化した現場帳票
    保全伝票・報告書
    在庫管理日報
    勤怠管理日報

  • 一般機械 100-300人未満

    社内のペーパーレス化のファーストステップとして大きく貢献
    ・Excelで画面設計ができる為、入力帳票の画面レイアウトの修正等が容易である。
    ・Excelの関数式も一部利用できる為、入力内容に対して関数ロジックを組み込めることが便利。
    ・自分たちで開発できるため、社内のITリテラシーの向上につながった。
    ・工場内の現場作業者の実績管理として活用し、ペーパーレス化を実現
    ・実績記録作業時間の短縮(人件費の削減) 及び 記録ミスの低減
     ⇒ 導入してから約1年程度で投資費用の回収目途が立った。

  • その他製造業 300-1000人未満

    ・Excelフォーマットからの作成なので、現在使用しているExcelフォーマットを使える。とっつきやすい。
    ・選択肢を選ぶことができる単一選択・複数選択を活用したり、禁止文字の設定で表記ゆれが改善し、集計の効率化につながった。
    ・Gateway連携で標準機能にないことも対応可能(入力したデータからグラフを作成する、対応していない関数計算ができるなど。)
    ・マスタから規格値や単価、機械№などのデータを簡単に引っ張ってくることができるので、製品ごとの基準値の表示やロスの計算など活用の幅が広がる。

  • 食料品 300-1000人未満

    製造現場の紙帳票とシステム入力作業を削減
    ・Pythonスクリプト連携を使うことで自由度が格段にアップした。細かいValidationチェックや、Python内でPostgreSQL参照もできるので、電子帳票を超えて一つの動的なアプリケーションのレベルに到達できた
    ・製造の指図書を電子化した。今までは紙に記入した製造実績を1枚ずつシステムに手入力していたが、iPadからシステムに実績データが反映されるようになり、入力の人件費削減と紙の撤廃を実現できた。
    ▼デジタル化した現場帳票
    製造指図書

  • 自動車・輸送機器 100-300人未満

    この商品は、プログラム言語が不要で、専門スキルが無くても、WEB帳票が作成出来るという事で導入させて頂きました。導入時の無料セミナーも手厚く、無知であった私でも、無事に導入する事が出来ました。今までは手書きで書いていたチェックシートや、作業日報などのペーパーレス化、リアルタイムの見える化、見せる化も出来て、価格感的にも中小企業でも手が届く価格帯で、導入出来て良かったと思っています。
    現場に行かないと見れなかったデータや記録が遠隔地からでも見れる様になり、アクションが早く取れる様になりました。

  • その他製造業 100-300人未満

    応用が利く、Excel利用者には導入しやすい製品
    ・Excelで帳票レイアウトを作成出来るところ
    ・Excel関数をそのまま利用可能なところ(一部のみですが)
    ・元々Excelから紙印刷して利用していた帳票をそのままデータレスに出来る
    ・馴染みがあるので使いやすい
    ペーパーレスやサーバにあったExcelの統合などももちろんですがMotionBoardとの連携によりリアルタイム性を持った分析が可能となった。
    ▼デジタル化した現場帳票名
    製品管理
    工程管理
    点検管理
    装置管理

  • 自動車・輸送機器 1000人以上

    ConMasGatewayやAPI機能が秀逸
    i-Reporterで記入した内容がデータ化され、外部システムとの連携も可能という所に魅力を感じています。
    どうしても人による判断が必要な作業(点検など)については中々自動化できないという所もあるので、どんどん活用していきたいです。
    記入ミスや記入モレを確認する作業や、紙にある情報を1枚1枚見比べながら計算をするなどの集計作業が廃止できました。→およそ480時間/月の工数削減
    ▼デジタル化した現場帳票
    点検表
    品質管理帳票

  • 飲料・たばこ・飼料 300-1000人未満

    解決できた課題・具体的な効果
    ・計算ミスが無くなった。
    ・残業時間を申請する紙を今まで手書きで記入していたが、注意していても計算間違いが見られていた。
     サポートwebから問い合わせを行い、自動計算の設定方法を教えてもらい、i-Repoでするようにしてからは計算ミスが無くなり、確認者の作業時間が大幅に減った。
    ▼デジタル化した現場帳票名
    マイクロピペット精度確認表
    超勤申請書

  • 電気・電子機器 20-50人未満

    ノーコードで帳票アプリ開発、サポートも満足
    ・帳票デザインがExcelで作れるので、要件定義段階でのイメージ共有や調整したデザインがそのまま実現できる。
    ・色々な入力方法がノーコードで実現できるので、帳票開発が早い。
    ・Excel計算式やネットワーク機能を組み合わせて、複雑な判定や制御が容易に実現できる。
    ・困ったときは、サポートWebに問合せると解決策まで検討して頂ける。何度も助けられています。
    ▼デジタル化した現場帳票
    保安点検調査票
    工事帳票
    見積書

上記のレビューは、ITreview(https://www.itreview.jp/products/i-reporter/reviews)より引用しています。
※ITreviewは実名・企業登録制のレビュー投稿サイトで、現場担当者の生の声が数多く掲載されております。

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